企業の命は30年といわれることからすると、私も起業をしてから今日までよくやってきたなと改めて感じます。この間、多くの人の起業のお手伝いをしてきました。その多くに共通して言ってきたことをご紹介します。
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矛盾を楽しむ
「起業をするのに自信はあるけど、資金がない」、「自分は○○の分野では自信があるのになかなか認めてくれない」と思っている人が、一方で「○○分野に精通している人材や技術が欲しい」と考えていたりします。世の中は、このように矛盾することが多いのですが、矛盾があって当たり前と割り切ってしまうと、その矛盾を解決する方策が見つかるものです。以下は私が知っている実例です。
あるプレス金型業者が、依頼された金型を作ったところ、どうしても異形ができてしまい困りました。その技術者は、異形ができることを逆に利用して、新しい方法で金型部品を作れることを発見しました。その後、その会社は、金型を作るだけではなく、そのノウハウを活かして部品を作って供給することも始め、業績を大いに伸ばしています。
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一人では限界がある、仲間を作ろう
一人で仕事をしているとどうしても情報に偏重を来し、独善的になってしまいがちです。私自身も経営コンサルタントとして独立した時に、自分の得意とする分野だけでは、企業のコンサルティングはやりきれないことに気づきました。そこで、いくつかのキーとなる分野の専門コンサルタントと共同で仕事をするようにしました。専門家集団ということで、クライアント・顧問先が次々と企業を紹介してくれるようになり、おかげで仕事には事欠かなくなりました。
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団塊の世代の方よ! 有益な第二の人生を
2007年問題ともいわれる団塊の世代の方々に「コンサルタントとして、これまでの経験を活かしたらどうでしょうか」と提案すると、大きく2つの答が返ってきます。
「私にはそのような難しい仕事はできそうもありません」
「私は何の資格も持っていないから」
このようにコンサルタント業は資格を取らないと開業できないと思いこんでいる人がいますが、資格を取る勉強をしながら、コンサルタントをやる方法があります。起業の基本は、既成概念を捨て、挑戦することです。これは、日常生活においても、同様のことがいえるのではないでしょうか。皆様の起業への果敢なる挑戦と、成功を祈念しています。
(2006/01/01 速習)