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カウンセラー名: 大山克則
 
 
 
 

ES(従業員満足度)を高める経営!(第2回)まずは個人のES向上からスタートする
大山ESコンサルティング 大山克則


 

企業の ES 向上を目指すのであれば、最初は社員一人ひとりの ES の向上からスタートするのが得策である。実際に「簡単 ES チェックシート」を使い、経営者、経営幹部、中間管理職、一般社員、の ES の意識調査を実施してみよう。そして、「どうすれば ES の向上が達成できるのか?」を、個人として冷静に見つめ直すことがとても大切である。

個人として今のあなたのESは?

まずは、あなたが経営者、経営幹部、中間管理職、一般社員であれ、実際に現時点での、あなた自身のESの状況を、しっかりと把握してみよう。

では、簡単なESチェックシートを紹介してみたい(下表参照)。

チェックシートは、2種類ある。「経営者と経営幹部用」と「中間管理職と一般社員用」である。どちらも、10の質問事項が、Yesになるか、Noになるかを素直にチェックしてみよう。Yesの数により、個人としてのESの状況を簡単に判断する基準を次に示してみたい。

中間管理職および一般社員用のES判定基準

結果は、あくまでも目安であるが「中間管理職と一般社員用」の統計において、Yesが3つ以下であるという人が、半数以上いる職場については、ESの向上に向けて早急に何らかの対応が必要といえよう。

逆に、このような職場のESが向上して、職場の大半の人が、Yesが7つ以上になっていけば生産性も高まり、企業収益も一変してくるはずである。

経営者および経営幹部用のES判定基準

「経営者と経営幹部用」については、厳しいかもしれないが、Yesが7つ以下の場合は、経営者と経営幹部自身のESを高めることからスタートすべきである。

上に立つ者のESが低い場合は、いくらESの向上を目指す活動を進めても、中間管理職や一般社員がついて来ない。トップの思考が無意識のうちに下に伝わり、逆に、意識改革を盛り下げていく方向に進んでしまう。そもそも、経営者および経営幹部については、下への影響が大きいため、すべての質問にYesとなる状況を、真剣に目指す気持ちが必要である。

賢明なる経営者や経営幹部の方は、ESの向上こそが、発展と繁栄のマインドそのものであり、実は業績アップの原動力であるということに気が付かれているはずである。

まずは、経営陣個々のESを向上させ、明るく元気に夢とロマンを熱く語っていける状況に持っていくことが、企業全体のESの向上においても大きな成果となって表れる。

Noの項目の改善がES向上のヒント

経営者から一般社員にいたるまで、ESの向上を目指すのであれば、「No」の項目がES改善の大きなヒントとなる。どうして「No」となるのかを冷静に考えていただきたい。

そして、「いかにすれば、これをYesとすることができるのか?」を検証してみよう。他人や職場環境のせいにしてないか…。自分自身で出来ることは本当にないのか…。などを真剣に考えてみてほしい。

多くの人が、他人任せや職場環境の愚痴を言ったことがあったはずである。これを、個人としてのESの向上の大きなヒントとして、1つでも2つでもいい、何かを発見して欲しい。必ず、自身と企業のESの向上へとつながって行くはずである。

(2007/07/01 近代中小企業)

 
■執筆レポート

・ES(従業員満足度)を高める経営!(第1回)ESを用いて業績をアップする基本とは?
・ES(従業員満足度)を高める経営!(第2回)まずは個人のES向上からスタートする
・ES(従業員満足度)を高める経営!(第3回組織としてのES向上改善活動の進め方

 
 

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