地場産業の活性化
中国への量産品分野の流出で多くの地場産業が高級品分野と低価格分野に二分化しています。戦前と戦争直後の日本の産業構造により地場産業の半分は繊維産業です。日本の繊維産業では、染色工程に安価で良質の溶解洗浄水を入手できるので、有名ブランドの下請けとして高級製品を加工して生き残った例が多いようです。
今後は「オタク族」をターゲットにした「後世、値上がりする」商品の開発が課題です。地場産業の多くは工程を徹底的に細分して外注しているので、100円ショップへの納入品は工程数と問屋のマージンを減らして対応したはずです。高級品も外注工程を使っているので、高価格分野と低価格分野の共存共栄が理想でしょう。
路線商店街の復活
大都市圏では100円ショップ(生鮮食品主体と日用品主体の両方)が出現して、「大型店は安価」というイメージが崩れています。東京でファッション街は渋谷周辺の原宿、下北沢、代官山にあり、オタク族向けの店舗は銀座の近くの秋葉原と新宿の近くの中野駅北口にあるように、主流でない立地に成立しています。
そのような個性的な例と並行して、商店街復活の標準的目標としては、300世帯からの高齢歩行客が毎日生鮮食品を購入し、かつ、「東京から孫が来たが、土産物を量販店で購入したのでは東京と同じものしか買えない」という遠方からの需要に応じる商店街だと思います。
露店では強力店2店で一般店を挟むことで流れを均一化します。米国のショッピングセンターも百貨店と量販店で専門店街を挟むのが原則です。従って、伝統的路線商店街を集客力のある店(大型店や低価格生鮮食品店)で挟むことも考えたいと思います。
以前、「顧客が生意気になってセルフサービス方式を好むのに路線商店街が対応しないのでスーパーが増加した」と批判されましたが、子育てと住宅ローンの負担が無くなり、少額支出を気軽に楽しめるようになった高齢者の需要は「セルフ方式で待っていたのでは逃してしまう」という声を聞くようになりました。
表計算ソフトによる企画
転職や昇進後の仕事の内容を考えるとパソコンが武器になると多くの人が考えています。
ワープロ・ソフトは使いこなせるようになったが、表計算ソフトは「何に使えるか」が問題だということで放置されている例が多いようです。
そこで、@相関係数が高い経営指標に基づく売上予測、Aフーリエ係数による季節変動分析、B株価予測で多用される移動平均法を使った売買判断その他の指導を行います。
(2006/02/01 コンサルタント・ガイド)