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カウンセラー名: 半谷正明
 
 
 
 

的確に起業の理由を言える起業家が生き残る
有限会社カスタマーズ 半谷正明


 

なぜ起業・創業するのか

今、なぜ、起業・創業するのですか? という問いに対して、あなたはどう答えますか。日本や社会という大局見地から考えて起業・創業していると答えられるでしょうか。なぜ、このようなことをいうかといえば、起業・創業の精神や捉え方には、時代による変化は見受けられずに、会社の大小に関わらずに、どの時代の創業でも、大局見地からの起業・創業した企業が生き残っているからです。(特に、戦後の創業では、HONDA、SONY、京セラなどの企業が上げられます。) 

どのような時代背景においても、起業・創業の精神においては、不変的な理念や方針が創られてきましたが、21世紀の豊かになった日本社会でも大局見地に立った、起業・創業の精神が必要なのでしょうか? 答えは、絶対に必要です。逆に、今の時代こそ、必要不可欠なだといえます。なぜならば、社会全体が、ひとつの方向に向かっていた時代から、21世紀には個々の価値観の多様化による新たなる価値の創造、新たなる顧客の創造へと変化しているからです。起業時の取り組み方として、事業計画書やビジネスプランの書き方が、中心になっていて、第一にするべきなぜ起業したいのか、社会に対して何をしたいのかなどを明確にすることが、後回しになっています。この部分が、起業精神として重要なことであると伝えたいのです。

理念が社長室に飾られているだけになっていないか

具体的に理念・方針を創るにはどうしたらいいのでしょうか? それは、まず顧客価値の創造です。これが、新たな商品、新たなサービスを生むことになり、社会環境への付加価値をもたらすことになるのです。この顧客価値創造を進めるにあたっては、ビジョン(企業の未来)、ミッション(企業の使命・役割)をハッキリと明確にして、日々の企業活動の中でも忘れてはならないことです。次に、ドメイン(事業の範囲)、コンセプト(行動指針)という経営戦略も明確にしなければなりません。特に、事業範囲をあれもこれもと広げすぎると、コアの部分がぼやけてしまいます。起業・創業にあたり、一番初めに取組むべきの事として、「ビジョン」「ミッション」「ドメイン」「コンセプト」を構築することが、最も大事なことであり、創業パートナーがいる場合は、寝食を忘れてでもじっくりと話し合うことが、起業・創業から会社の成長へ結びついていくと確信しています。 

そして、この理念・方針をベースに、新たな人材を採用して、新たな顧客価値を創造しつづけ、くり返し成長発展を継続的にできることだと断言します。もちろん、潜在的企業でも必要なことであり、第二創業として、理念・方針を再構築することも正しい導きになります。今一度、あの創業時の熱き想いを甦らせてみても良いかと思います。

(2006/01/01 速習)

 
■執筆レポート

・的確に起業の理由を言える起業家が生き残る

 
 

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