「一日一善」…昔も今も、身に付けたい習慣の一つとして重宝されています。だからと言って、簡単にできるかといえば、現実はそんなに甘くありませんよね。
私などは、いいことをすれば、必ず自分に返ってくるという下心があったりして、本心からの「善」はなかなか容易じゃありません。そんなことより、何が大変って、「一日一善」をするために困っている人や問題を発見しなければいけないのです。
たとえば、あなたの過ごしたある一日の中で、たまたま周りにいる人が皆ハッピーで、オフィスも街中も車内もキレイだったら? あなたの「一日一善」は、あえなく失敗という結果になりますよね。何事もない、平和な一日が何より幸せなはずなのに、カレンダーに「○まる」を付けられなくて、ガッカリしてしまうのです。なんだか矛盾してますよね。私も困っている人や状況を発見しては、張り切る自分が何だか嫌でした。
もし、あなたもそう感じることがあったら、ぜひ一緒に「一日一笑」に励んでみませんか? あなたが笑ってもいいのですが、ほかの人を笑わせたら、なお素晴らしいのです。「笑い」は心をなごませ、あっという間に伝染します。すましている顔がクールだと言う人もいますが、それはすましているのではなく、よく見たら、つまらなくて冷めているだけかもしれません。
福の神は全員笑っています。これだけは明らかな事実。顔をしかめて「一日一善」するより、顔が痛くなるほど笑ってみたら、毎日がかなり楽しくなるかもしれませんね!
(2005/09/01 近代中小企業)
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